個人事業主を狙ったホームページ作成詐欺の手口とは?

東京から今市にUターンしてきてからもう半年が経ってしまいました。

本当に早いです。

こちらに戻って地元の事業主様から複数相談を受けた件があって、同じ内容だったのでシェアしようと思うのですが、

”3年くらい前に東京のWeb制作会社にホームページの制作を依頼して作ってもらったのですが、完成後に簡単な修正をしてもらおうとしたら〇〇万円かかりますと言われてしまい、それ以降サイトを更新できなくなってしまった。”

というものです。

不思議なことに、上記の相談を複数の事業主様から受けました。

もしかしたら、同じ制作会社が日光市内をくまなく営業して反応があったところのサイトを全部作ったのかもしれません。ファビコンの画像が同じでしたので。

相談を受けたサイトを分析したところ、

・大体5-6ページ
・Wordpressで作成
・ほぼ1日で完成させた

そうです。

あと特徴的なところは、

・制作費が80-100万円
5年満期のリース契約
・レンタルサーバー代が月2,000円程度
サイトの所有権は制作会社側
・2014年に受注が集中している

といったところでした。おそらく2014年に一斉に営業をかけたんだと思います。

色々とツッコミどころ満載な内容なのですが、

結論から言うと、

”内容の更新や修正ができないサイトでは意味がない”

ので、

制作会社と交渉して自分で更新・修正してもいいか聞くか、

諦めて新たにサイトを作り直すのが得策だと思います。

自社のホームページを東京の制作会社に5年のリース契約で作った方は、もう1度契約内容と現状を見直してみるといいと思います。

わからない方は、当方で相談お受けしますので、以下のリンクからどうぞ!

日光市内の方限定!ホームページ無料診断

変な宣伝を入れてしまってすいません(汗)。

長くなってしまいましたが、今日のテーマはここではなく(汗)、もっと恐ろしい話でした。

私が実際に相談を受けて解決策を一緒に行った、”ほぼ”詐欺の話です。

実際にあった話

個人事業主として習いもの教室を運営されている方の話ですが、

飛び込みで営業マンが自宅兼教室やってきて、

”ホームページを作りませんか?”

と言ってきたそうなんです。

自宅に上がり込んで強引な営業を行っていたため、この方も遂に、

”忙しいので帰ってください!”

と言うと、

”じゃあ帰るからこの書類にサインしてください。”

と様々な書類にサインをしてしまったとのことでした。

その後、5年満期の”ローン”契約を結び、毎月20,000円以上とサーバー代月5,750円で合計200万円以上を負担することになったそうです。

しかもそのホームページにはなぜか依頼者の携帯番号がサイトのいたるところに掲載されていて、サイトを見たりランダム検索で番号を発見した他の業者が毎日電話をしてくると言う悪夢を経験し、依頼者さんはこのことを誰にも話せなくて苦しんでいたそうです。

そんな中、偶然私と話す機会があり、色々とお話を聞く中で私の中でも

”絶対許せない!”

と言う感情が高まり、どうしても解決してあげたいと言うことで背中を押しました。

詐欺業者の非常に巧妙な手口

書類を見せていただきましたが、何も知らずにサインしてしまった言うにはあまりにも膨大で多数あったので、こちら側の落ち度もあったとは思います(汗)。

まあそれにしても非常に巧妙なやり方・手口です。

結論から言うと、

私が弁護士に相談して解決した方が良いと提案し、弁護士さんに内容を確認していただいて一段落ついたのですが、

弁護士事務所に伺った際に同行して内容を詳しく確認すると、、、本当に凄かったです。

まず驚いたのが、ホームページ制作代がなんと1,050円!

当時まだ消費税が5%だったからなんですが、最初の話に出てきたケースとはちょっと違います。

じゃあ何に対して200万も払っているの?と思いますよね?

依頼者さん自身も私たちと確認するまで理解されていなかったのですが、

・サイト編集ソフト 78万円(CD-ROM)
・SEO対策ソフト 78万円(CD-ROM)

に中古のパソコンが無料サービスで付いてきて、特別割引とかなんとかあって、

そこに”5年ローン”の金利が法定金利ギリギリの12%!

サーバー代5,750円(消費税5%)を加えると約200万円でした(汗)。

金利の操作や、ソフトではなくハードを売ってローン契約させると言うところも、

自分たちの”商売道具”を詳しく研究していると言う印象なのですが、

それに加えてもう1つありました。

依頼者さんが契約書にサインをしてしまったのが週末の金曜日、土日色々と考えて月曜日にクーリングオフを適用させて契約を破棄しようと電話をしたんだそうです。

すると

”あなたの契約では適用されない”

とのこと。私も最初よくわからなかったのですが、

弁護士さんに見てもらうと、

”個人事業主の場合だと、事業開始日以降はクーリングオフが適用されない

と言うことで、契約書にしっかり事業開始日(契約をした金曜日の日付)を本人に記載させていました。

しかもこの会社、社名を何度か変えていて、ネットで調べるとこのやり方で荒稼ぎしているようでした。

”ホームページ リース 契約 トラブル”

などで検索してみてください。

ここまでくると、最初から騙すつもりで念入りに準備していたことは明らかですよね。

弁護に相談するというハードル

といった感じで、誰にでも起こりえてしまう案件なのかなと思いつつ、”ホームページ制作”と言う理解するのがちょっとだけ難しい”ツール”を使って詐欺行為を行なっている実態が明らかになりました。

こう言うところは実はたくさんあって、だから

Web制作会社 = 怪しい

と言う先入観が世の中にあるんだと思います。

それと今回の件で、弁護士に相談すると言うことのハードルの高さを痛感しました。

私はそこまで違和感も先入観もありませんが、日頃関わりのない人にとって、”弁護士”って上のWeb制作会社くらい怪しくてとっても怖い存在ですよね?

話をしただけで何万円もお金請求されちゃうってイメージだし、漠然と怖いと思います。

ただ、今回のケースのような詐欺まがいの業者の場合、

本人がいくらクレームをしても聞き入れないので、法に則って対処をしてくれる弁護士に頼めば解決できるケースが出てくると思います。

実際、この依頼者さんの場合、商品であるCD-ROMを買って3年以上も支払いを続けてしまっていると言うことでローン契約はどうにもなりませんでしたが、サーバーの契約は解除してそれ以降の支払いはしなくて済むことになりました。

もし何もしなかったら、半永久的にサーバー代とドメイン代を払っているところでした。

当然サーバーの契約が解除されれば、サイトも消えるので、他の業者からの電話攻勢も無くなるし、何より当の詐欺業者から一切電話も来なくなり、書類も弁護士事務所に送られてくるようになって、依頼者さんの心の安心にもつながりました。

というわけで、

一件落着したんです。

まとめ

結論!

”詐欺は誰でも引っかかる可能性があるので、おかしいと思ったら第3者に話してみる”

弁護士に相談というと30分5,000円くらいかかると言われていますが、

例えば最初は国の機関である”法テラス”に電話してみるとか、地元の弁護士会に電話してみるとか、日光市役所に相談してみるなど比較的相談しやすいものもあります。

一番良くないのは、自分だけの問題として何もしないことだと思います。

誰かに話せば思いもよらなかった解決策が見つかるかもしれないし、話しただけでも気が楽になることもあると思います。

実際、この方は私に話してくれたおかげで3年間どうにもできずに不安ばかり抱えていたことが解決しました。

とは言っても言いづらいことありますよね。

Web制作会社が怪しいと思われるのも納得します(汗)。

もし、似たような悩みを抱えている場合は、誰かに話してみるといいと思います。

知り合いには言いづらいという時は、お問い合わせフォームよりご相談ください。

なお、以下のリンクで結構無料のところがありましたので、参考にしてみてください。

<相談所一覧>
法テラス栃木
栃木県弁護士会
日光市役所
ひまわりほっとダイヤル
国民生活センター

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